犬や猫の皮膚病は、
しかし実際には、

痒みが強いと、ワンちゃん・ネコちゃん自身もとてもつらいため、まずは症状をしっかり抑えてあげることも大切になります。その上で当院では、各種検査を行いながら、「なぜその症状が出ているのか」を整理し、その子に合った治療や再発予防につなげていくことを大切にしています。
皮膚病は、原因によって必要な治療や再発予防が大きく異なるため、症状だけではなく、皮膚の状態をしっかり検査した上で診療を行っています。
皮膚表面の細胞や分泌物を採取し、顕微鏡で確認する検査です。
この検査では、

皮膚の表面(角質)に炎症や黒ずみ、痒みを伴っている湿疹がある場合に、現場で何が起こっているのかを知るために直接皮膚の表面にテープを押し当てて細胞や菌をチェックする検査です。
これを行う際には主に
などを確認します。
さらに、状況によっては皮膚表面を軽くこすり、寄生虫の有無を確認する皮膚掻爬検査を行うこともあります。
これを行う際には主に、
特に、
三重県伊勢市周辺では、自然環境の影響から、たぬきなど野生動物由来の疥癬症が見られることもあります。また、ニキビダニ症では、背景に他の病気が隠れているケースもあるため、必要に応じて全身の検査をおすすめすることもあります。

皮膚や耳の細菌を培養し、
特に、
近年では、耐性菌(抗生剤が効きにくい菌)の問題も増えているため、必要に応じて検査を行い、できるだけ適切な治療選択につなげています。「ずっと抗生剤を飲んでいるのに良くならない」という場合には、菌の種類や薬剤耐性が関係していることも少なくありません。

耳垢を採取し、
外耳炎は、「少し耳をかゆがるだけ」の段階でも、内部では炎症が進行している場合があります。
特に、
また、耳は見えない部分だからこそ、実際に検査してみると想像以上に炎症が進んでいるケースも少なくありません。

皮膚のバリア機能を確認するため、
特にアトピー性皮膚炎では、皮膚バリア機能が低下しているケースも多く、
皮膚病では、「炎症を抑える」だけではなく、「皮膚を守る力」を整えていくことも大切になります。

皮膚の状態をより詳しく確認するため、皮膚カメラを使用することがあります。
肉眼では分かりづらい、
特に、
また、飼い主様にも「今どんな状態なのか」という実際の皮膚状態をご覧いただきながら説明しています。

耳の奥の状態を詳しく確認するため、オトスコープ(耳用内視鏡カメラ)を使用することがあります。
通常の耳の診察では見えにくい、
特に、
当院では、耳の状態をできるだけ分かりやすくご説明できるよう、必要に応じてオトスコープ画像を一緒にご覧いただきながら診察を行っています。

同じ「かゆみ」でも、
そのため当院では、
皮膚病は再発しやすく、長く付き合っていくケースも少なくありません。
だからこそ、「今だけ良くする」だけではなく、「できるだけ繰り返さない」ことを意識しながら診療を行っています。
