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最近では、伊勢市内だけではなく四日市、津、松坂、鳥羽、志摩、尾鷲、熊野などからも診療はもちろん、セカンドオピニオンとして動物の眼科や皮膚科を受診してくださる飼い主様が増えております。その時に今までの治療内容や使用していたお薬がわかると診療がスムースになります。
 もし可能でしたらば、それまでの治療・薬などわかるものをご持参いただくか、かかりつけの先生からご紹介いただけますよう、宜しくお願いいたします。

診療カレンダー

  • ピンク色休診日です(臨時休診含む)
  • 午後の診療がお休です。
  • の日午前の診療がお休みです。

診療日誌~日頃の症例など~

診療の中で気になった症例などを書き留めたり、診療していて思う所など診察室の内容を少しでもお伝えできたらと思っております(*^^*)
*過去のスタッフ日誌はコチラ

2020.11.24 猫の肥満細胞腫~20歳、腎不全ある子の頑張り!~

犬 肝臓 数値 変化

久しぶりの更新でスイマセン・・・(^▽^;)

今日のご紹介する症例は、なんと20歳の猫ちゃんの皮膚のデキモノ!

細胞診の結果は・・・、肥満細胞腫! 皮膚の独立円形腫瘍では良く見る物で、
猫では臨床経過は比較的良好なパターンが多いけど、犬ではかなり悪性度が高い
ので要注意です。(パグ・ボストンテリアでは良性挙動が多い)

実はこの子は腎臓の数値も少し悪かったので、大きくならないように祈りながら
診察を繰り返してきたのですが、2か月後にこんなに大きくなってきてしまい
痛そうな様子もあるので、飼い主様と話しあいの結果、清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟を持って
全身麻酔下で摘出手術を行いました!(-ω-)/
『エエ! Σ(;゚Д゚)!! 20歳で腎不全あるのに!』

はい。。。このまま放っておくわけにはいきません!!本当に万全な手術の用意とスタッフの配置を行いました!!
だって、さらに数か月後にはもっともっと大きくなって、血も毎日出ちゃって痛いのがかわいそうじゃないですか。。。
飼い主様とは先代猫からのお付き合いもありまして、信頼もしてもらえておりましたしこの子に頑張ってもらいました!

抜糸の前の写真です。痛々しいですね。。。

 手術2か月後くらい。腎不全の治療も続けて元気(^o^)丿


 
やって良かった!(*´▽`*)! 

手術中の麻酔も安定していてくれて、スタッフ一丸の取り組みで手術時間も30分ほどで終わらせることが出来て
なによりもこの子が頑張ってくれたおかげで、手術は無事に乗り越えてくれました!!
(`・ω・´)シャキーン

そして抜糸の日を迎えて、その後の腎不全の治療も順調に落ち込まないで経過してくれてましたが、、、

なんと同じく腎臓病であった同じ年の兄弟猫ちゃんが他界されて落ち込んでしまいました。。。
仲良かったのでショックだったのでしょうね。。。
それでも、今は取り戻しつつ毎日のんびりと日向ぼっこなどしながら過ごしてくれているそうです。
その子の分もまだまだ長生きしてね!毎週の点滴も頑張ろうね~(=^・^=)

2020.9.24 元気に見える肝臓の病気 ~他院で原因不明と言われた症例~

犬 肝臓 数値 変化

犬の肝臓の数値の異常は近年とっても良く見られる事は獣医会ではよく耳にするところです。

しかし、ホントの原因に合う治療をしていないと・・・(*_*;

みなさん、最初のみどり色の枠の結果どこが悪いと思いますか??

実はこれ他院での結果を記入した部分なんですが、
当院初診日に半年くらい肝臓の病気が良くならずに悩んでいた
10歳(当時)ワンちゃんの結果なんです!!
GPT=2089  ALP=8365 ビリルビン=0.7
『エエ! Σ(;゚Д゚)!!』 診察台の上で元気なこの子が。。。

そう、元気なんですが、病理組織学的検査もされて結果は「肝硬変」
                       で、「もう良くなる事は無いでしょう」と言われたそうです。。。



そこから右の数値の変化が当院での治療経過の結果になります。

 数値がどんどん良くなってる!!

そうなんです!! この子はすっかりと良くなっていったんです!
どんな治療をしたの?? 手術をしたの?? なんで良くなったの――――(;゚Д゚)!!

まずは、食事の改善。
この子は、肝臓病用のゴハンを食べていたので、僕は『低脂肪食』への変更をしたのです。
さらに、おやつとしてもらっていた「おイモ」「クッキー」「パン類」をすべて止めてもらいました!
肝臓病の時には栄養源としてタンパク質を減らすのですが、その分炭水化物を増やして補っているんです。
だ・か・ら、この子はどんどん悪くなったのです!! では、なぜ??

答えは、ヒトで言われている「非アルコール性脂肪肝」だと考えたからです!(当院で改めて精密検査した結果です)
そこで、①脂質代謝改善薬  ②食事内容の変更(低糖質・高タンパク質・低脂質)③運動の充実 を行いました。

その治療は奏功し、上の写真のようにグングンと良くなっていきました(*^-^*)

当院の患者様(人)も「あ、実は僕もそれお医者さんに言われたんで、よくわかります・・・(^▽^;)」
なんて人もいるくらいヒトの医療でもあるようですね。

以上、ヒトと同じものを食べるようになった弊害がチラホラ出ている動物医療の現場からでした―(^O^)/


※このように仁先生は、実は、こっそりと肝臓内科・膵臓内科も得意な分野だそうです!(`・ω・´)シャキーン

12歳には見えないこの躍動感!! 元気になれて良かった!

 横顔も凛々しい~~(#^^#) 

2020.9.1 外耳炎(外耳道にできた腫瘍によるパターン)

犬の外耳道炎は動物保険会社のanicomによるデータでもかなり多い病気で、夏場にはよく見られる病気になります。

しかし、原因に合う治療をしていないと・・・(*_*;

みなさん、これは何だと思いますか??

実はこれ長年外耳炎で悩んでいたワンちゃんの耳を塞いでいた「腫瘍」なんです!!

『エエ! Σ(;゚Д゚)!!』

そう思った方が多い事と思いますが、本当の事なんです。。。



これが、最初の診察時の写真です。
全体的に汚れていて、耳の穴が良くわからないですね・・・。

そこで、まずは洗浄してみました!
それでもやっぱり、耳の穴は見えません・・・。

写真ではわかりにくいので、右は腫瘍をなぞった写真です。

  そう、コレが耳の穴を塞いでいたんです!!

そこで、外科的に塞いでいるデキモノをとりました!それが最初の写真の物になります。
そして、この写真は取った後の写真です。ね!ようやく穴が見えるようになりましたね(*^^*)

まだまだ、全体的に炎症があり腫れておりますので局所的なお薬が必要ですが、この後ドンドンと腫れが引いていきました(^O^)/
病理組織学的検査の結果は「耳垢腺腫瘍」でしたので、幸いにも良性腫瘍でしたから再発もないでしょう。
このように、外耳炎の治療でしっかりと洗浄や炎症のコントロールが出来ていないとこうして分泌腺として耳垢腺が腫瘍化してしまう事もあるんですよ!!この子は2年以上治らない外耳炎だったそうです。。。

遠くからお越しいただいていたので、何とか結果が出せて良かったなぁと思いつつ、

「外耳炎→とりあえず薬」これではそれは治らないよね~と思った症例でした―(*^-^*)

Next..., Coming Soon。。。