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最近では、伊勢市内だけではなく四日市、津、松坂、鳥羽、志摩、尾鷲、熊野などからも診療はもちろん、セカンドオピニオンとして動物の眼科や皮膚科を受診してくださる飼い主様が増えております。その時に今までの治療内容や使用していたお薬がわかると診療がスムースになります。
 もし可能でしたらば、それまでの治療・薬などわかるものをご持参いただくか、かかりつけの先生からご紹介いただけますよう、宜しくお願いいたします。

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マラセチア皮膚炎(脂漏性皮膚炎)

こんな症状が出たら

皮膚が赤く、ベタベタした感じで、匂いが気になる場合が多く、痒みもあります。どの犬種でも起こり得る皮膚病ですが、日本では、圧倒的に、シーズーに多いですね。
若い子からお年寄りまで幅広く認められる皮膚病で、慢性化すると毛も抜け、皮膚が黒ずみ、分厚くなります。
ジメジメする梅雨時期に急に悪化するケースもありますので、予防のためにも、正しいスキンケア(シャンプー)は重要です!

マラセチア皮膚炎(脂漏性皮膚炎)

 原因は? 

マラセチアとは、カビの一種(真菌と言います)で、動物の正常な皮膚や耳道に少数いるのですが、これが増えすぎると体がベタベタと脂っぽくなり、赤みや痒みを示します。ひどくなると独特の臭いがします。どこかで拾ったり、うつったりする特殊な菌ではないのです!
マラセチアは、皮膚の「皮脂」をゴハンにしているため、この皮脂が多い犬種や、皮脂が多い状態が続くと、皮膚で異常増殖が起こり、皮膚炎を引き起こします。この時に、同時に、皮膚のブドウ球菌も悪さを一緒にしていることが多いと考えられています。
また、このような、マラセチアが過剰増殖して起こる皮膚炎だけではなく、その増殖したマラセチアに反応する、つまりアレルギー的なマラセチア皮膚炎の存在も考えられております。

外耳炎を起こしている状態

外耳炎を起こしている状態

また、正常な皮膚にいる真菌ですから、皮膚から検出される事自体は異常ではないのですが、過剰にいる場合には、何らかの要因(基礎疾患として、アレルギーや甲状腺機能低下など)により、その個体の皮膚のバランスが崩れ、結果としてマラセチアが増えることが考えられております。
ですから、この皮膚疾患が簡単にコントロールできない時には、全身の検査をお薦めする事もあります。

おなかの部分

おなかの部分。
皮膚の赤みとべたつきが見られます。

 原因は? 

マラセチアとは、カビの一種(真菌と言います)で、動物の正常な皮膚や耳道に少数いるのですが、これが増えすぎると体がベタベタと脂っぽくなり、赤みや痒みを示します。ひどくなると独特の臭いがします。どこかで拾ったり、うつったりする特殊な菌ではないのです!

マラセチアは、皮膚の「皮脂」をゴハンにしているため、この皮脂が多い犬種や、皮脂が多い状態が続くと、皮膚で異常増殖が起こり、皮膚炎を引き起こします。この時に、同時に、皮膚のブドウ球菌も悪さを一緒にしていることが多いと考えられています。

また、このような、マラセチアが過剰増殖して起こる皮膚炎だけではなく、その増殖したマラセチアに反応する、つまりアレルギー的なマラセチア皮膚炎の存在も考えられております。
特に、皮脂がたまりやすい、わきの下、足の指の間、耳、アゴ、おなか肛門の周りなどに痒みを伴う赤みがある場合は怪しいです。
猫では少ない皮膚病ですが、犬では多く見られ、特に、シーズーが圧倒的に多く、バセットハウンド、コッカー・スパニエル、パグ、ウエスティー、ゴールデンレトリバーなどでも見られることが多いです。
日本犬種代表の柴犬でも認められています。また、梅雨時期だけではなく、室内犬に多いのですが、暖房を使う冬でも見ています。

皮脂をこすって、見えやすくした写真

皮脂をこすって、見えやすくした写真

 診断は? 

診断は、犬種と病状、臭い、さらにはその部分をテープで採材したものを顕微鏡で確認する事でわかります。この写真にあるように、ピーナッツ型の青紫に濃く染まっているのが、「マラセチア」です。
健康な皮膚では、この写真の中で2~5個以下ですが、病気の犬では、こんなに多く認めることができます。

紫色に染まるマラセチア

紫色に染まるマラセチア

治療前

この子は痒みもひどく、掻き壊した部位も見られます。

治療後

内服薬とシャンプー療法により、こんなにきれいになりました!

 治療は? 

基本的にはまず、週に2~3回のシャンプーと同時に、マラセチアに効果のある内服薬を使います。
シャンプーについては、シャンプーのページを参考ください。
状態にもよりますが、きちんとするためには最低でも、1か月程度の治療が必要です。
先ほどご説明したように、アレルギー応答している場合では、抗炎症量程度のステロイド剤の内服も併用します。

 さいごに。 

好発犬種(かかりやすい犬種)や皮脂が多い体質の動物では治療後の再発率が高い皮膚病ですので、再発の予防のためにも定期的なシャンプーが必要です。その子、その子によって間隔にも差がありますので、一緒に考えていきましょうね。
これをご覧になって、「うん? うちの犬、この病気かも?!」と思った方。どうぞ、ひどくなる前に受診ください。